ヤクルト山田哲人が初のゴールデン・グラブ賞へ意欲 広島・菊池涼介と「大きな差ない」の声

2021年12月09日 06時15分

契約更改を終えてクラッカーを鳴らすヤクルト・山田(代表撮影)
契約更改を終えてクラッカーを鳴らすヤクルト・山田(代表撮影)

 プロ12年目も進化は止めない。ヤクルトの山田哲人内野手(29)が8日に都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸5億円プラス出来高でサインした。昨オフ、今年からの7年契約を結んだ山田は来年が2年目に当たる。

 今季はキャプテンとして6年ぶりのリーグ優勝、20年ぶりの日本一に輝いた。また東京五輪でも活躍を見せて金メダル獲得に貢献した。山田は「1年間で世界一、日本一を経験できたことは本当にうれしく思います」を笑顔を見せた。

 それでも満足はしていない。「トリプルスリーには程遠かった」と振り返る通り、打率2割7分2厘、34本塁打、101打点、盗塁は4にとどまった。個人の成績を「期待されている数字ではないと思います」と語った。

 来季の目標は2018年以来のトリプルスリーと一度も取ったことのない二塁手のゴールデン・グラブ賞。とりわけGG賞に山田は「(広島の)菊池(涼)さんという高い壁がありますけど、そこは何としても頑張って超えたい」と話す。

 今年まで菊池涼が9年連続で同賞を受賞という厳しい状況だが、身内からはこんな声が上がった。「山田と菊池でそれほど大きな差があるとは思っていない。菊池のような派手なプレーはないが、守備範囲も狭くないし堅実な守備を見せている」。

 山田自身が「監督、森岡(内野守備走塁)コーチからも『よくやった』『いい守備だったね』という言葉をもらったりしていた。守備で貢献したという達成感もあった」と話すように、守備面での手応えを感じ始めている。

 ただ、その壁の厚さは十分に自覚している。「まだまだ上には上がいる。満足せずうまくなりたい」と意気込んだ山田。来年も引き続きキャプテンを務める。「また来年も優勝して、そして日本一になれたらと思います」と気合を入れていた。

=金額は推定=

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