自分を打ち破る。ヤクルトの山崎晃大朗外野手(28)が8日、東京都内の球団事務所で契約更改に臨み、500万円増の年俸2700万円でサインした。プロ6年目の今年は自己最多の111試合に出場も打率2割4分7厘、1本塁打、12打点に終わった。

 山崎は「チームが日本一になったことはうれしいですが、自分の1つ目の感想としては悔しいです」と素直な心境を吐露。11月のCSファイナルステージ前の練習で青木宣親外野手(39)から「打ち方を根本的に変えないといけない」とアドバイスされた。そして「2年連続こういう成績になっているんだから(そのままだと)これが続いちゃうよ」とも指摘された。

 言葉だけでなく数本のバットも譲り受けたといい「しっかりと挑戦していかないといけないと思います」と気合を入れ直した。来季は変革の1年にする。

(金額は推定)