
巨人の吉川尚輝内野手(26)が大学の先輩へのライバル意識を燃やした。
4日、ジャイアンツ球場で自主トレを行った吉川は、2日に発表されたゴールデン・グラブ(G・G)賞について「G・G賞を目指してやっていきたいですし、大学の先輩・菊池さんを目標にして、いつか取れるように」と前を向いた。
今年のG・G賞二塁手部門は、吉川にとって中京学院大の先輩となる菊池涼介内野手(広島)が9年連続9度目の受賞。今季、吉川は骨折による離脱もあり、二塁スタメン出場は74試合で途中出場を含めても99試合だった。
守備に特化した同賞受賞は当然、守備機会が多い選手が有利。これまで受賞者には全試合出場に近い数字が求められてきた。今年の吉川は菊池涼、山田(ヤクルト)に続く3位の得票数だった。
もちろん目標は高い方がやりがいはある。技術面での底上げについて「全部ですね。まだまだヘタクソなので、練習して頑張ります。1試合でも試合に出られるようにやっていきたい」と吉川は意気込んでいた。
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