常勝軍団への道を歩む。ヤクルトの青木宣親外野手(39)が2日、東京都内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の3億3000万円でサインした。今年は122試合に出場し打率2割5分8厘、9本塁打、56打点だった。

 プロ18年目で自身初のリーグ優勝、日本一。青木は「最高のシーズンでした」と振り返った。それでも「個人的な成績は自分の中では後半はまだいいんですけど、前半はちょっと物足りないところがあった」と付け加えることも忘れなかった。

 来年以降について「もう一度(優勝を)味わいたい」としつつも「そう簡単ではない。日本一もリーグ優勝も紙一重で上に行った。裏を返せば紙一重で下になることもある。もう一歩、上を来年も目指したい」と表情を引き締めた。

(金額は推定)