ソフトバンクが残留交渉を続けていたニック・マルティネス投手(31)が2日、米球界に移籍することが決定的となった。

 マルティネスは今季ローテーションの柱として、9勝4敗、防御率1・60の好成績マーク。東京五輪・米代表としても銀メダルに貢献した。

 ソフトバンクはオフの重要ミッションとして好条件で残留交渉を続けていたが、球界関係者によると米・パドレスも同等と見られる好オファーを提示。メジャー復帰を決断したようだ。

 米メディアによると、4年総額2000万ドル(約22億円)と報じられている。

 パドレスは阪神・スアレスの獲得も発表している。マルティネスも正式に発表されれば、日本球界で活躍した外国人のW獲得となる。