オリックス“代打の切り札”ジョーンズ 歓喜の決勝弾も去就は微妙

2021年11月26日 05時15分

勝ち越しソロを放ち頓宮(左)と抱き合うジョーンズ(東スポWeb)
勝ち越しソロを放ち頓宮(左)と抱き合うジョーンズ(東スポWeb)

 オリックスの代打の切り札、ジョーンズがチームを絶対絶命のピンチから救った。ヤクルトとの日本シリーズ第5戦(25日=東京ドーム)、5―5で迎えた9回の土壇場でマクガフから決勝弾を放ち、神戸での第6戦に持ち込んだ。

 36歳のベテランは「絶対に終わらせない気持ちだった。自分のようなベテランは野球がひょっとしたらこれが最後になるかもしれない、という状況。勝ってもう1試合というところは考えていた」と選手生命をかけて挑んだ打席だったと心中を明かした。

 メジャー282本塁打の実績ながら2年目の今季は代打としての役割に徹し、チームの勝利に貢献してきた。代打での打率は4割2分9厘、出塁率5割6分8厘。相手投手に与えるプレッシャーはハンパなく、大舞台でもさすがの勝負強さを発揮した。

 チームメートからの信頼も熱いナイスガイだが、一方で年齢的な衰えは隠せず「もう今年で終わりだろう」「向こうで球団経営をやりたいらしい」とも見られてきた。2年8億円の破格契約(推定)の背景もあり、その去就は微妙な状況。人生の節目となる1球かもしれない…ジョーンズはそんな覚悟で打席に立ち、見事に結果を出した。

 神戸での第6戦は最も実力を評価する山本が先発することで「神戸のファンの前で山本が投げる。オフェンスもしっかりし、山本とともに勝っていきたい」。大物助っ人が背水で決戦に臨む。

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