日本シリーズでも〝らしさ〟全開だった。ヤクルトの球団マスコットのつば九郎がオリックスとの日本シリーズ第3戦(23日=東京ドーム)で得意のスケッチブック芸を披露した。

 普段は対戦しないパ・リーグのチームとあって最初につば九郎はオリックスの首脳陣、選手、ファンへ向けて「わたしがにしあざぶの らおうこと つばくろうです」と自己紹介。

 続けて前日22日に沢村賞を獲得したオリックス・山本由伸投手(23)に「さわむらしょう おめでとうございます。おふ ねんぽう たのしみです」とお祝いした。しかし、その後は「つばくろうと けいやくこうかい かぶらないようにしてください。あつかいが ちいさくなるので」とのフリップを出した。

 そして「こんなさわむらしょう じょうけんはいやだ」と切り込み「ひとさまの きんめだるをかんじゃう」「ふとめのきんのねっくれすが にあいすぎる」「おおいちばんで きゃっちゃーにあたまをたたかれる」とぶっこんだ。最後は始球式を行う真中満元監督(50)を意識した「どらふとのあたりくじを みまちがえて がっつぽーず」と書いて「むめんきょうんてんで じこる。けしからん!!」で締めた。