ヤクルトのオリックスとの日本シリーズ第2戦(21日、京セラ)を2―0で制し、勝敗を1勝1敗の五分に戻した。ヤクルト先発・高橋奎二投手(24)が133球の熱投で5安打完封をマークした。

 オリックスは先発・宮城大弥投手(20)が6回一死まで完全投球を見せたが、8回にベテラン青木に適時打を浴び、力尽きた。

 日本シリーズでのパ・リーグ本拠地でセ・リーグチームは20連敗中だった。この日の白星は2013年日本シリーズ第6戦で巨人が楽天に勝利して以来、実に8年ぶり。

 第1戦で痛恨のサヨナラ負けを喫したヤクルトだが、敵地での2連戦を五分で切り抜けた。シリーズは移動日を挟んで、23日に第3戦(東京ドーム)を迎える。