【セCS】崖っぷちの巨人・原監督 満塁策の意図は「こっちが動いて相手を動かす」

2021年11月11日 22時32分

6回、マウンドの菅野(中)と話す原監督(東スポWeb)
6回、マウンドの菅野(中)と話す原監督(東スポWeb)

 ついに後がなくなった。巨人は11日のヤクルトとのCSファイナルステージ第2戦(神宮)に0―5で零封負けを喫し、日本シリーズ進出に王手をかけられた。

 0―1のまま進んだ試合が一気に動いたのは6回だった。守備のミスも絡んで二死二、三塁のピンチを招き、原辰徳監督(63)はベンチを出て、マウンドに向かって菅野や集まった内野陣に自らの意思を伝えた。相手8番打者の西浦を申告敬遠で歩かせて満塁とした。

 試合後、原監督はこの時の決断について「流れが我が軍になかなか来ないというところで、こっちが動くからというところですね。こっちが動いて、相手を動かして、そして好転させたいというのがありました」と説明した。西浦の後は9番で、6回まで2安打8三振、無得点に封じられたツバメ先発左腕・高橋。ヤクルト側としても、リードはわずか1点で、巨人側には高橋に代打を送らせて降板させる狙いがあった。

 さらに、〝次の1点〟が勝敗を左右する重要な局面だっただけに「もちろん」(原監督)と切り札の川端が出てくることも想定済みだった。それでも「(菅野)智之だから、そこで恐れるということはまずない」と全幅の信頼を置いたが、7球目が大きく外れて痛恨の押し出し四球となってしまった。

 ヤクルトに2連敗を喫し、負けはもちろん、引き分けも許されなくなった。指揮官は最後に「明日からまた頑張ります」と締めくくったが、奇跡は起きるのか――。

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