なにをやっても目立ってしまう日本ハムの「ビッグボス」新庄剛志監督(49)が〝走塁革命〟にも着手した。

 9日の練習中には紺田敏正二軍外野守備走塁コーチ(41)を相手に三塁ベースの駆け抜け方を実践指導。自らが実際にベースを蹴り、いかにスピードを殺さずに本塁へ突入できるかの実演を行っていた。

 4日の就任会見で「ヒットを打たなくても点は取れるという作戦面での面白さ、こんなやり方があるんだ、を僕たちが先に発信して他の球団にマネされるようなことを考えている」と語っていたビッグボス。その構想の一端が表れていたような熱のこもりようだった。