阪神“第5の助っ人”サンティアゴ獲得の真意を中村GMに聞く

2015年03月18日 16時00分

中村GMに緊急補強の真意を直撃

【核心直撃】阪神は、第5の外国人として2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プエルトリコ代表のマリオ・サンティアゴ投手(30=前ドジャース3A)の獲得を発表した。年俸1500万円プラス出来高払いの1年契約(推定)。しかし、現状ではメッセンジャー、呉昇桓ら最強助っ人4人衆を擁するだけに出場機会に恵まれないのは確実。“緊急補強”を決めた中村勝広GM(65)を直撃した。

 

 ――サンティアゴはWBCの日本との準決勝で好投した実績はあるが、その後に右ヒジを手術。トータルでも大した成績を収めていない。使い物になるのか

 

 中村GM:印象は悪くないよ。中南米の選手を獲る方針の中で、カリビアンリーグでの視察で目に留まった。先発だけど中継ぎもいける。球に力があって大崩れしない。制球力もある。計算できそうだから獲った。外国人選手に何かあったら…と緊急事態に備えたということ。有事の際の戦力だ。

 

 ――現状では、昨年最多勝のメッセンジャー、セーブ王の呉昇桓など外国人4人がタイトルホルダー。彼らに故障でもない限り、枠の問題もあってまず出る機会はない。本人は納得しているか

 

 中村:その辺のことはしぶしぶ納得してもらっている。二軍で待つことになるが仕方ない。それでも飛び込んでくれたことに敬意を表したい。でも、何が起こるかわからないのが勝負の世界。正直言うと、今のウチは外国人選手で成り立ってるチームだろ。

 

 ――確かに…

 

 中村:外国人の誰かが欠けるとガクッと力が落ちる。まあ、サンティアゴが一軍で出るようになったころは、チーム状態は相当悪くなっているかもしれないけど(笑い)。それでも掘り出し物といったら失礼だけど、うまく使えたら…というスケベ根性は持ってる。

 

 ――昨オフはオリックス・金子ら補強にことごとく失敗。資金が余っていたから獲ったとかは

 

 中村:そんなことはない。危機管理。無理やり獲ったわけじゃないし、その捉え方は良くないな。(マスコミには)獲らなかったら獲らなかったで文句は言われるし、獲ったら獲ったで言われる。これが人気球団の阪神の宿命。もう慣れっこだよ。でも、(サンティアゴは)高くないから。あ・ん・かだよ。

 

 ――は

 

 中村:だから(年俸が)安いということ。安価(あんか)!