中日・立浪和義新監督(52)の〝魅惑ボディー〟がチーム内外で評判を呼んでいる。

 4日からナゴヤ球場で秋季キャンプが始まったが、ひそかに注目を浴びているのが新監督の現役時代をほうふつとさせる立ち振る舞いだ。あるOBは「スポーツ選手は現役を引退すると、おいしい食事を制限なく取ってしまって体重が増加してしまうことがほとんど。それなのに立浪監督の体形は現役時代のイメージのまま変わらない。この12年間、いつか監督を引き受けるためにトレーニングや節制を欠かさずに続けてきたと思うと、とてもすごいことだよ」と舌を巻く。

 実際、立浪監督によると、2009年オフに現役引退後、名古屋市内の自宅地下に〝ジム〟を併設。それから12年もたつが「脚が細くなったり、お尻が小さくはなっているが、軽いトレーニングは継続してやっているので、体形は変わってない。引退してから食べすぎないように気をつけている。肉も魚も好きだけど、偏らないようにして、体に良いというものを積極的に食べるようにしてきた」と健康や体形維持の秘密を明かす。

 この事実を知ったチーム関係者も「立浪監督には、試合後のバンテリンドームのお風呂とかで、そのストイックで鍛え抜かれた体を選手たちも見たいだろうし、直接見せてやってほしい。そこで何か感じるものがあるはず」と提案する。

 7日午前は名古屋市内で愛知県歯科医師会主催のイベントに出演し「野球選手も歯は大事」などとトークショーで力説し、午後はナゴヤ球場での秋季キャンプで選手を指導するなど精力的に動き回った指揮官。「トレーニングをしてきたからどうのこうのではなく、体調管理はしっかりしないといけない。体力は監督、コーチもすごくいる」と気を引き締めているが、竜のビッグボスボディーを見た選手たちがどんな化学反応を起こすのか、楽しみだ。