クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦・阪神―巨人戦(6日、甲子園)でまさかの〝珍プレー〟だ。

 同点の3回一死で菅野は阪神・坂本を5球目の152キロ低め直球で見逃し三振に切って取ったが、あまりに完璧なボールだったからか、小林はストライクのコールを聞くとそのまま三塁ベンチへ戻りかけた。

 マウンド上の菅野が慌てて「ツーアウト、ツーアウト!」と小林に指摘。気づいた小林もすぐにホームベースへと戻った。菅野は苦笑いするしかなかった。

 侍ジャパンの経験もあり大舞台には慣れているはずの小林でも、短期決戦初戦では緊張するのか。阪神・高橋との緊張感のある投手戦で起きた、珍しいハプニングだった。