大一番でも自らのスタイルを貫く。ヤクルトの塩見泰隆外野手(28)が4日、ENEOSとの練習試合(神宮)に「1番・中堅」で先発出場し3打数1安打。初回に四球を選び、盗塁も決めてチームの先制点を呼び込んだ。

 今年は自己最多の140試合に出場し、打率2割7分8厘、14本塁打、59打点で21盗塁と飛躍のシーズンになった。CSファイナルに向けては「ワンプレーワンプレーをいつも以上に大事にして。なるべくミスしないように」と話した。

 続けて「攻めるところは攻めてっていうようなプレーをしていければ」とも語った。そして「短期決戦こそ超積極的にいったほうがいいと思うので。どんどん仕掛けていくという気持ちを前面に出してやりたいと思います」と意気込んだ。