あとほんの少しだった。広島・小園海斗内野手(21)が1日のヤクルト戦(神宮)に「2番・遊撃」で先発出場。4打数3安打1打点の大活躍を見せたが、目標としていた打率3割には届かず2割9分8厘でシーズンを終えた。

 小園は初回無死二塁で中前打、2回一死一、三塁では左犠飛。5回先頭では右前打し、6回一死では右中間二塁打で打率を2割9分9厘まで押し上げた。しかし、8回一死二塁のチャンスで回った打席で空振り三振に倒れ、シーズンを終えた。

 わずか安打1本で3割を逃した3年目の若ゴイは「これはもう仕方ないですね。(今季全体で)バントミスとかがあったので。それが来年しっかりできるように」と話し「来年は(3割を)打てるように頑張ります」と意気込んだ。