驚異の粘りを見せた。広島の石原貴規捕手(23)が1日のヤクルト戦(神宮)に「6番・捕手」で先発出場。10月23日の阪神戦以来のスタメンに奮起した。

 1―0の初回二死一、三塁で第1打席が回り、ヤクルト先発・高橋と対戦。2球で簡単に追い込まれたが、そこから11球目でフルカウントに持ち込むまでファウルで粘りに粘った。さらにそこから5球をカットし、17球目のチェンジアップを左翼スタンドへ運び4号3ランをした。

 石原は「(先発の)小林が初登板なので、いい援護点になって良かったです」と話した。