巨人・岡本和真内野手(25)が1日、東京ドームで行われた全体練習への参加を取りやめた。

 岡本和は前日10月31日の守備練習中に左わき腹付近に異常が発生した模様で、その後に予定された打撃練習を取りやめていた。球団によると、チームドクターの見立てでは骨折などの可能性はなく、この日は大事を取ってグラウンドでの練習を回避。バックヤードの練習場で個別にコンディションを整えたという。

 ひとまず長期離脱など最悪の事態は避けられそうな雲行きではあるが、阪神とのCSファーストステージ(甲子園)は5日後の6日に迫っている。原辰徳監督(63)は「まあ、正常ではないでしょうね。室内の範囲で練習をやった方が明日のためということで。必死に戻ろうとしていますよ」としつつ、今後の遠征帯同などの見通しについては「それはそう(帯同できると)思っているんだけどね。先のことは、なかなかお釈迦さまだって分からないよ」と冗談めかしながら語った。

 主砲が本調子で臨めなければ、CS突破はますます厳しくなる。残された時間で復調できるのか――。