5年ぶりBクラス確定の西武が大ナタ人事敢行 目玉は松井稼頭央二軍監督のヘッド格昇格

2021年10月28日 06時15分

西武は松井稼頭央政権をにらんだ人事が敢行する(東スポWeb)
西武は松井稼頭央政権をにらんだ人事が敢行する(東スポWeb)

 借金15を背負いBクラス、5位以下が確定している西武が大ナタ人事を敢行する。

 西武はすでに最終戦26日の日本ハム戦後、辻監督の来季続投が決定し、代わりに参謀だった馬場作戦兼守備・走塁コーチの辞任を発表。かつて25年連続Aクラス(1982~2006年)を誇った球団の歴史の中で、42年ぶりとなる最下位の可能性を残した5年ぶりBクラス低迷という結果は重く、一軍組閣は辻監督と一部コーチ以外は総シャッフルとなりそうだ。

 といっても、ベースとなるのはやはり西武の人事らしく一、二軍首脳陣の入れ替えがメイン。目玉となるのは次期監督候補の松井稼頭央二軍監督(46)のヘッド格昇格で、辻監督の下で帝王学を学ぶことになる。

 松井二軍監督に関しては打撃コーチを兼務する可能性もありそうだが、その相棒には母校・PL学園の後輩で楽天時代の盟友、ソフトバンク・平石洋介打撃コーチ(41)の招へいがすでに内定している。

 当然、この人事は来季以降の松井政権をにらんでのものとなる。松井二軍監督にとっては年下ながら平石氏の経験値は今後、全体の指揮を執っていく上で頼りになる羅針盤となってくる。楽天で二軍監督、一軍打撃コーチ、同ヘッドコーチ、一軍監督を経験しソフトバンクでも一軍野手総合コーチ、同打撃コーチを歴任してきたその手腕を生かしながらひと足早く一軍打撃コーチとして入閣。来るべき松井政権の参謀としての準備期間を与えられる格好となる。

 18、19年シーズンを連覇したかつての強力打線は浅村、秋山の流出、山川、外崎の不振ですっかり牙を抜かれチーム打率(2割3分9厘)、総得点(521得点)はいずれもリーグ5位にまで降下。劇的ではないが確実な前進を続ける投手力整備とは対照的に、不振にあえぐ主力の再生をこのPL学園ラインで急ぎたいところだ。

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