歓喜の輪の中で5度も胴上げされたオリックス・宮内義彦オーナー(86)が喜びのコメントを寄せた。「2年連続最下位の悔しさを胸に刻んだチームは挑戦者として最後まであきらめずに立派に戦い抜いてくれたそしてついに勝ち取った25年ぶりのリーグ優勝の喜びをファンのみなさまと共有できることを何よりうれしく思います」

 1996年の優勝を最後に長いトンネルに入り、幾度もの監督交代。悔しさを誰よりも感じながらもチームを叱咤激励し、支えてきた。悲願達成に感慨もひとしおだが、まだ戦いは続く。

「まだ発展途上。まだまだ強くなるチーム。このあとに待つCS、日本シリーズでもさらに成長した戦いを見せてくれると確信している。もちろん目指すは日本一です」と進軍ラッパを鳴らした。