143試合目の終戦…。阪神は26日、聖地・甲子園で今季最終戦を行い、0―4で中日に敗れた。ひと足先にマジック2の首位ヤクルトがDeNA戦(横浜)に5―1勝利していたため、敗戦が決定した瞬間に16年ぶりのリーグ優勝の望みが途絶えた。

 レギュラーシーズンとしても今季最終戦で、本拠地最終戦での2位確定。試合後の逆転Vを信じて集まった1万921人の虎党の前に、試合後チームを代表してマイクの前に立った矢野燿大監督(52)「逆転優勝を信じ、最後まで戦っていただきまして、ありがとうございました。10月に入り、選手たちは本当にすごい粘りを見せてくれました。しかし、僕たちが目指しているところは、ここではありません。今日の最後の試合、こういう試合で勝ちきれる、もっともっといいチームになっていけるように、新たなスタートとして、この悔しさを持って戦っていきます」とあいさつ。

 ファンの前で11月6日からのクライマックス・シリーズ(CS)でのリベンジを誓っていた。