V字回復なるか ソフトバンク・藤本“新監督”に他球団から「要警戒」の声

2021年10月25日 05時15分

藤本博史二軍監督(東スポWeb)
藤本博史二軍監督(東スポWeb)

 8年ぶりBクラスからの〝V字快進撃〟なるか。ソフトバンクの次期監督就任が決定的な藤本博史二軍監督(57)に、早くもパ・リーグ他球団関係者から「要警戒」の声が出ている。

「ソフトバンクには二軍にもいい選手が多くいる。実績のある選手が揃っている一軍との兼ね合いもある分(二軍若手が)一番良さそうな〝旬〟の時に上がれてなかったりもするけど、二軍監督としていい時も悪い時も見てきて熟知していますからね。うまく若い選手を乗せながら使っていくんじゃないか。かなり驚いたが、さすがの選択ですよ」

〝中嶋式〟の前例もある。オリックス・中嶋監督の快進撃だ。二軍監督から昨季のシーズン途中に昇格。今季はファームの大砲だった杉本を覚醒させ、主砲・吉田正の離脱などピンチがありながらも、状態のいい若手を二軍から上げてきて短期的にでもヒーローにするなどマネジメントしてきた。

 現在のソフトバンクは日本一4連覇を成し遂げた主力選手の力が落ちてきており、世代交代の過渡期にある。見方によっては今回の人事は育成に専念する〝つなぎの監督〟でもある。ただ、そこは潜在能力を秘めた若鷹の力量を誰よりも知る人物だ。選手とのコミュニケーション能力にも優れ、モチベーターでもある。常勝を担ってきたベテランと若手の融合となれば脅威的というわけだ。

 藤本二軍監督は24日、フェニックスリーグの日本ハム戦(清武)を指揮。監督人事に関しては「進展? 何も電話ないもん。こればっかりはオレが決めることじゃないから」。一軍で奮闘中の愛弟子・リチャードについては「(小久保)ヘッドも打席の中で成長が見られると話していた。彼の場合は長打力。1か月で7本塁打でしょ。勝負できる技術は身についていると思う。何が足りないかと言ったら追い込まれての打撃。どうしたらいいかをこれから考えていかないといけない」などと熱く語った。

 もう一人の監督候補だった小久保ヘッドコーチは二軍監督に就任する見通し。鷹の未来、そして来季は〝藤本―小久保タッグ〟の連係で作り上げていくことになる。

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