広島・長野久義外野手(36)が21日のヤクルト戦(神宮)の試合後、つてのチームメートでこの日引退を発表したかつてのチームメート、巨人・亀井善行外野手(39)にコメントした。

 亀井は5年目の2009年に2割9分、25本とブレークするも、その翌年にドラフト1位で長野が入団。亀井はこの日行われた引退会見で当時の心境を「(長野は)同じポジションです。大学の時から知っていて、ポテンシャルも高くて正直勝てないなと思いました」と振り返っていた。

 その長野は「僕が大学生の頃から、亀井さんはスーパースターで憧れでした。それはプロに入っても変わらず、少しでも亀井さんに近づければと思って、ずっとやってきました。同じ外野手として目指すべき選手で、それが自分の中のモチベーションでもありました」と語った。

 続けて「亀井さんの引退は本当に寂しく感じます。本当にお疲れさまでした」と話した。