ヤクルトは21日の広島戦(神宮)を7―11で敗戦。守りのミスから痛恨の逆転負けを喫した。

 試合は先発・小川が先制を許すも4回に川端、山田、村上の適時打で逆転。しかし、3点リードで迎えた7回に中堅・塩見が打球を後逸。打者走者も生還し同点。広島打線を止められず、この回7失点で再逆転を許した。

 試合後、高津臣吾監督(52)は逆転を許した7回について「ミスもエラーもフォアボールもあったイニングなので、打たれたのはもちろんなんですけど、そういうミスがあるとああいうつながりがあって、失点につながっていくのかなという感じです」と振り返った。

 続けて指揮官は「泣いても笑っても先は見えているので全力で戦うだけ」としつつ「反省するところはたくさんあったので、反省はしないといけない」と厳しい表情だった。

 この日、2位阪神が中日に勝利し0・5差まで接近。優勝マジックは3のままで、最短Vは23日の巨人戦(東京ドーム)に持ち越しとなった。