6年ぶりのリーグ優勝にM3と迫っているヤクルトのマスコット・つば九郎が21日の広島戦(神宮)で広島・鈴木誠也を警戒した。

 つば九郎は「M3でえどにかえってきたやくるとすわろーずですが~ とくてんが…」と阪神との2連戦で無得点だったことを悔やむ様子。「でも0のあとの すわろーずだせんは かならずだいばくはつします」と甲子園では湿った打線の奮起を促した。

 続けて主砲・村上宗隆に「むらかみくんのほーむらんおう だてんおうも この2しあいでかためうちしちゃいましょう」とエール。村上は本塁打リーグ1位、打点は2位も1位の巨人・岡本和に5打点差と2冠王は射程圏内だ。

 一方で本塁打1本差で村上に迫るコイの主砲・鈴木誠は9月に13本塁打を放ち月間MVPに輝くと10月に入っても打率3割4分9厘、6本と絶好調。さらに今季神宮では打率4割7厘と本拠地での胴上げに立ちはだかる壁となっている。

 つば九郎は「Cせいやくんが9がつから『かみってます』が ちょっこすおやすみで」となだめつつ「むらかみってもらいましょう」と6年ぶりVに向けて、前のカードは無安打に終わった自軍の主砲に期待を寄せた。