巨人OBで野球評論家の堀内恒夫氏(73)が20日に自身のブログを更新。巨人がDeNA戦(横浜)を3―2で制し、引き分けを挟んだ連敗を10で止めた一戦について言及した。

 堀内氏はブログの冒頭から「連敗が止まった。それも大事なことだが 申し訳ないけど ただそれだけのように思えた」とピシャリ。「本人たちは、その場その場で一生懸命やっているに違いない」と現場を思いやりつつも「ただ、試合全体をみると…ホームランで決まった試合」と分析した。

 試合は2点を追う2回にウィーラーの15号2ランで同点に。その後は両チームともチャンスをつぶす展開が続き、7回に飛び出した丸の21号ソロが決勝点。結果的に、巨人側の得点はすべて本塁打によるものとなった。

 これに堀内氏は「駆け引きなんかの面白味もないし 一番気になるのは選手の覇気が感じられないということ。ファンの皆さんのように周りの人たちが盛り上げようとしてくれている。そんな気がする」と自身の目線から思いをつづった。

 普段からチームへのゲキを込めてメッセージを発信する堀内氏。最後は「この1勝で何かが変わるかな?」とラスト2試合へ期待を込めた。