何とか踏ん張った。ヤクルトは20日の阪神戦(甲子園)に0―0で引き分けた。先発の高橋は7回を4安打無失点の好投を見せたが、打線が相手先発のガンケルを攻略できなかった。それでも優勝マジックを1つ減らし3とした。

 高津監督は「点取れなく0点で負けなかったんだから、良しとしなきゃいけないのかもしれないですね。(高橋)奎二はよく頑張ったと思います」と淡々と語った。

 ただ、前日19日の同戦から2試合、計18イニングで無得点が続いている。「全体としてなかなか長打も打てなかったですし、この2試合(相手先発から)先頭(打者)も出せなかった」と認めつつも指揮官は「投手中心にロースコアで負けない試合をしたところは、あす打者に期待したいと思いますね」と話した。