ベンチで唇をかんだ。ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が19日の阪神戦(甲子園)に先発するも、今季最短の3回2/3を7安打5失点と炎上した。2位・阪神とのカード頭を任された2年目右腕だが、初回に3失点と打ち込まれた。

 さらに26分間の降雨中断後も続投したが失点を重ね、4回を投げ切れず降板した。

 奥川が5回を投げ切れなかったのはデビュー戦の2020年11月10日・広島戦以来だった。右腕は「大事な試合を任せていただいたので何とか試合をつくりたかったです。先発としての仕事ができず悔しいです。チームに申し訳ないです」と話した。