5回を投げ切ることができなかった。ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が19日の阪神戦(甲子園)に先発し今季最短の3回2/3を被安打7、5失点でKOされた。

 立ち上がりを攻められた。初回の先頭・島田、中野に連打され、無死一、二塁のピンチを招くと近本の10号3ランで先制を許した。2回以降は立ち直りの兆しを見せたが4回に再び崩れた。

 4回表が終了したところで雨がひどくなり、26分間の中断があった。4回裏もマウンドに上がった奥川だが、一死後に木浪に左中間を破られる二塁打を許した。二死後には投手・青柳に四球を与えて一、二塁とされて島田に適時打を浴びて4失点目。この時のホームでセーフと判定されたプレーを巡って高津監督がリクエストするも覆らなかった。

 奥川はリプレー検証中も投球練習を行っていたが、検証後に再び高津監督がベンチから出てきて2番手の石山との交代が告げられた。