後輩が粋な計らいを見せた。日本ハムの上沢直之投手(27)が17日のオリックス戦(札幌ドーム)で、この日引退登板を行う斎藤佑樹投手(33)にちなんだ曲を登場曲に使用し、晴れの舞台に花を添えた。

 先発の上沢は登場曲をスキマスイッチの「スフィアの羽根」に変更してマウンドへ。同曲は斎藤が夏の甲子園を制した2006年時の「熱闘甲子園」(テレビ朝日系)のテーマ曲で、思い入れのある曲の1つだ。

 3日に行われた鎌ケ谷スタジアムでの二軍戦ラスト登板でも、親交の深い杉谷が同様のサプライズ演出を行った。後輩たちは試合開始から引退登板を盛り上げている。