巨人・梶谷隆幸外野手(33)と香月一也内野手(25)が、シーズン終了を待たずに手術に踏み切ることが14日までに判明した。

 昨オフにDeNAからFA加入した梶谷が不本意な形で移籍1年目を終える。5月に左太もも裏を痛めて離脱。6月下旬に一軍復帰したが、7月10日の阪神戦(甲子園)で右手甲に死球を受けて骨折し、2度目の故障に見舞われた。その後、二軍戦には出場していたが、発症した腰痛の状態が芳しくなく、手術を受けることが決まった。

 また、9月20日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(ジャイアンツ球場)の二塁守備で左肩を痛め、負傷交代していた香月も手術を受ける。2人とも今季中の復帰は絶望的で、チームがCS進出を決めたとしても左打者2人を欠いたまま下克上を目指すことになる。