喉から手が出るほど欲しかった先制点だ。巨人が13日の阪神戦(東京ドーム)で、岡本和真内野手(24)の犠飛で4試合ぶりとなる先制点を奪取した。

 繋ぐ打撃で貴重な1点をもぎ取った。初回一死一、三塁と絶好のチャンスでこの日1打席目を迎えた岡本和は、相手先発・西勇の投じた3球目、140キロのシュートを打ち返すと、打球は高々と上がって中堅方向へ。三走・松原が本塁に生還するには十分だった。

 主砲にとっても、9月24日の阪神戦(東京ドーム)以来となる打点を記録。打線が流れをつかみ、いきおいそのままに久々の勝利へとつなげることはできるか。