巨人が11日に行われたドラフト会議で7人を指名し、そのうち6人が投手となった。

 外れ1位では翁田大勢投手(22=関西国際大)、2位に山田龍聖投手(21=JR東日本)、3位は赤星優志投手(22=日大)、4位で石田隼都投手(18=東海大相模)、6位で代木大和投手(18=明徳義塾)、7位で花田侑樹投手(18=広島新庄)の6人を指名。野手は5位の岡田悠希外野手(21=法大)だけとなった。

 上位3人が即戦力の大学、社会人が占め、4位以下に高校生投手が3人。手薄な投手陣の強化に向けての〝大量指名〟となった。原辰徳監督(63)は「90点以上ですね」と満足顔で「非常に優れた投手の人たちが多かった。バランス的に言えば、もう少し野手の方も…というのはあるんですけど、ジャイアンツの全体のバランスも含めて。今年はピッチャーという形がベストだろうと。4、5、6、7位も非常に魅力のある選手。逆に言えば、よくぞこういう素晴らしい選手たちが残ってくれたなというふうに考えております」と総括した。