巨人の原辰徳監督(63)が9日の広島戦(マツダ)で、約1か月ぶりのスタメンマスクとなった岸田行倫捕手(24)について言及した。

 広岡とともにスタメンに起用。「いろいろ、あの手この手という形ですけども。なかなか、かみ合わないというのが現状ですね」と指揮官は試行錯誤の結果と明かした。

 その岸田は第1打席で右翼線三塁打を放ち、さっそくアピール。しかし、捕手としては仮題を残したようで、指揮官は「若々しくね、(投手に)投げさせている」としながらも「でも、ちょっとやっぱり、最初に初回から戸郷、首振りすぎだね。もう少し信頼関係があればというところはありますね」と、いまいちかみ合わなかったバッテリーに注文を出していた。