幸先いいスタートを切った。広島の鈴木誠也外野手(27)が9日の巨人戦(マツダ)に先発出場。すると初回二死一塁でいきり見せた。巨人先発・戸郷の4球目、132キロのスライダーをはじき返して左翼線への先制適時二塁打とした。

 鈴木誠は「先制することができて良かったです」とし、一塁から一気にホームまで走り抜けた同級生に対し「(西川)龍馬がよく走ってくれました」と感謝した。また、なおも二死二塁で坂倉が戸郷の133キロのフォークを中前適時打とした。

 コイの主砲・鈴木誠の後ろを打つ5番が定着しつつある坂倉は「(鈴木)誠也さんに続けて良かったです」と笑顔を見せ、西川と同様に二塁からホームに生還した鈴木誠に「誠也さん、ナイスランです」とコメントした。