メジャー流出も… 鷹・マルティネスめぐり“日米争奪戦”ぼっ発!

2021年10月07日 05時15分

獅子奮迅の活躍だ
獅子奮迅の活躍だ

 海の向こうからも熱視線が送られている。ソフトバンクのニック・マルティネス投手(31)が、6日の楽天戦(ペイペイ)で7回途中3失点の好投。16試合連続となるクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成した。チームは直近4試合で3度目となる零封負けを喫して自力でのCS進出の可能性が消滅したが、この日も獅子奮迅の働きだった。

 昨季まで日本ハムに在籍したマルティネスは、今季から単年契約でホークスに加入。ここまで19試合に先発してチームトップの9勝(4敗)を挙げ、防御率1・79の好成績を残している。東京五輪では米国代表の先発の柱として存在感を発揮。後半戦に入ってからは一段と安定感が増し、打線の援護がない中でも心を乱すことことなく黙々と相手打線を封じてきた。

 球団は当然のごとく来季以降の残留を望んで水面下で動いているが、マルティネスを巡ってはメジャー球団との日米争奪戦に発展する様相を呈している。昨オフにプレー機会を与えてくれたソフトバンクへの恩義があり、福岡での生活を含めた環境を気に入っているマルティネスだが、プロの契約ごとはビジネス。近年、NPBでしっかりと実績を残した助っ人がメジャーへ戻り、成功した例も多い。チャンスがあるならば、その道を選ぶのが普通だ。

 コロナ禍にあり、今も愛する家族と離ればなれで単身生活を送る右腕。現時点で外国人家族の入国措置緩和など明るい方向性はあるが、今後いつ再びコロナ禍が猛威を振るうかは分からない。そんな事情もあり「メジャーの評価次第で帰国する可能性が十分にある」(球界関係者)という。

 成績だけでなく「一秒でも早く3アウトを取ってベンチに戻ることで、攻撃にいいリズムをつくりたいという気持ちでいつも投げている」とのポリシーを示して、ホークスに欠かせない戦力となっているマルティネス。ストーブリーグの大きな注目を集めそうだ。

関連タグ:

ピックアップ