WBC参加表明長引いた本当の理由

2012年09月07日 12時00分

【デスクと記者のナイショ話】

 

 覆面記者:大人の社会って嫌なことばかりですね。

 

 デスク:何を子供じみたこと言ってるんだよ。自分だってアラフォーのくせに。

 

 記者:ようやく4日にWBCへの参加が決まりましたが、ここまで参加か不参加かで長引いた理由をご存じですか?

 

 デスク:職業柄知っているつもりだけど、そこまで真剣な顔で言うってことは、表沙汰にはなっていない別の理由があるみたいだな。

 

 記者:ええ。選手会が振り上げた拳をなかなか下ろせなかったのは「切り札」を加藤コミッショナーに先に使われたからだというんです。

 

 デスク:切り札?

 

 記者:選手会が7月の臨時大会でWBCへの不参加を決議した際に、5年後、10年後の世代のことを考えた末の決断だったようなことを言っていましたよね。

 

 デスク:そうだな。将来の球界を背負って立つ子供たちのために…という言い分だった。

 

 記者:それに対して加藤コミッショナーは、最終局面を迎えた先月末に「東日本大震災の復興支援の意味でも」と選手会にWBCへの参加を呼び掛けましたよね。そのせいで「震災の復興支援」を大逆転で参加表明する際の大義名分にしようと考えていた選手会サイドが、手詰まりになってしまったというんです。

 

 デスク:ひどい話だなあ。確かに被災地の方々の中には日本のWBC参加を楽しみにしていた人も多いだろうけど、交渉のカードに利用しようとは…。ほんと、大人の世界って嫌だな。

 

 記者:でしょ?