期待に応えられなかった。DeNA・坂本裕哉投手(24)が5日、阪神戦(横浜)の先発マウンドに立ち、3回54球を投げて6安打5失点で降板。チームは2―5で敗れ、自身も今季6敗目を喫した。

 初回から苦しんだ。先頭の近本に中前打、続く中野に適時二塁打を浴びて先制点を献上。大山にも左前適時打を許し、二死二塁からは佐藤輝に60打席ぶりの安打となる右前適時打を喫し、いきなり4点のリードを与えた。3回2死からは再び大山に右翼席最前列へ19号ソロを被弾。これで5失点となり、3回を投げ終えるとベンチへ下がった。

 ここまで阪神戦では4試合に登板して3勝をマークしていたが、この日は全くいいところなく猛虎打線に早々とKOされた。

 降板後は「早いイニングでマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」とコメント。これで8月19日の阪神戦(横浜)以来、登板5試合連続で勝ち星がなく苦しい投球が続いている。