ソフトバンクのエース・千賀滉大投手(28)が3日のオリックス戦(京セラドーム)に先発。2年ぶりの中4日登板となったマウンドで、6回3失点とゲームをつくった。2回に杉本に先制ソロを浴び、4回は3安打を集められて2点目を献上。5回にも内野ゴロの間に追加点を奪われたが、先発として最低限の仕事は果たした。

 前回登板は117球を投じた先月28日の西武戦(ペイペイ)。火曜日のナイターゲームから、日曜日のデーゲームという登板間隔を考えればタフなマウンドだった。

 試合前には小久保ヘッドコーチが「今日は中4日で千賀がいくんで、打線は何とか援護したい。千賀の心意気に応えるには今日しかない」と、攻撃陣にハッパをかけていた。ただ、前日に相手エース・山本にねじ伏せられた打線は、この日も沈黙。千賀が降板するまでに放った安打はわずか1安打と振るわず、力投したエースの93球に報いることはできなかった。