3日のDeNA戦(東京ドーム)に、先発した巨人・戸郷翔征投手(21)が5回に捕まった。

 前回登板の中日戦(9月28日、バンテリン)で7回121球を投げた戸郷が中4日で登板。「チームの勝利につながるように気持ちを込めて全力で腕を振ります」と意気込んでいた右腕は4回まで無安打6奪三振と力投した。

 だが5回に先頭・宮崎に左翼スタンドに先制ソロを浴び失点。さらに二死満塁から佐野に右中間フェンス直撃の2点適時打を許した。

 5回の打席で代打・広岡が送られ無念の降板。その広岡が今永から3号ソロを放ち1点を返したが反撃はそこまでだった。戸郷は5回81球4安打3失点と、自己最多となる10勝目はならなかった。