広島・鈴木誠が自己最多31号ソロ&32号2ラン大爆発でも「たまたまです」泰然自若を貫く理由

2021年10月01日 06時15分

2本塁打3打点の大活躍でも鈴木誠也は泰然自若を貫く
2本塁打3打点の大活躍でも鈴木誠也は泰然自若を貫く

 圧倒的な存在感を放っている。広島は30日の阪神戦(甲子園)に5―4で勝利した。試合を決めたのは4号ソロの小園だが、今季初の6連勝をたぐり寄せたのは鈴木誠也外野手(27)だ。2本塁打3打点の大活躍だった。

 まずは0―2の2回先頭で阪神先発・西勇のスライダーをとらえて左翼へ31号ソロ。これで2016年の30本塁打を抜いて自己最多を更新した。さらに1―2の4回一死一塁で同じ西勇からバックスクリーンへの32号2ランを放った。

 それでも鈴木誠は「たまたまです」とどこ吹く風。打率3割1分9厘で首位打者もキープしているが「(タイトルは)誰かが最後は取るので。わからないです。そのために野球をやっているわけではないので」と淡々と語った。

 泰然自若を貫くのは理由がある。鈴木誠はかつてこう話していた。「成績って結果じゃないですか。だから仕方ないじゃないですか。悪い時もあるし、いい時もある。そこを求めると難しくなるので(自分は)過程を大切にしたい」

 またこうも続けていた。「1年間、調子が良くなくても3割打ててる時もあるかもしれないし、すごく調子が良くても2割5分で終わるかもしれないですし」。今年ほどそのことを身をもって実感しているシーズンはないのかもしれない。

 シーズン序盤は「ここまでひどいのはない」と話すほど苦しんだ。その状態から東京五輪後は球団記録の6戦連発をマークするなど9月だけで13本塁打する大活躍。ただ、そのことだけに一喜一憂するのではなく、鈴木誠は常にフラットに試合に臨んでいる。

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