ロッテ失速で見えた! ソフトバンク・工藤監督が描く逆転Vの“青写真”

2021年10月01日 06時15分

明確なビジョンがある
明確なビジョンがある

 痛い1敗だが、まだまだ可能性は残されている。ソフトバンクが30日の西武戦(ペイペイ)に7―8で逆転負けを喫した。

 2点リードの9回に守護神・森が逆転を許しての黒星。連勝が4でストップした。ただ、チームは3カード連続の勝ち越しで着々と浮上してきている。工藤監督は「全部勝つのは無理ですよ。どこかで負けるかもしれないが、切り替えをしっかりやることが大事。そこだけです」と話した。

 残り19試合で首位・ロッテまで5ゲーム差の4位。数字上は厳しいが、指揮官の口にしていた青写真は大きくは崩れていない。8ゲーム差をつけられてチーム状態がドン底だった16日の時点でも「この5、6試合で4ゲーム離されたということは、1週間あれば3ゲーム、4ゲームは縮まるということですから。(8ゲームは)2週間で縮まるんです」ときっぱり。

 その上で昨季2位のロッテにゲーム差なしに迫られてから12連勝したことを例に「どこで(上位球団にも)プレッシャーがかかってコンと変わるか分からない。3、4ゲーム差くらいで20試合ぐらいになってきて(自分たちが)ブワッと行き、相手がオドオドっとしたら、一瞬で抜けると思う」と力を込めていた。

 実際、ロッテとの最大9ゲーム差は22日~29日で4ゲーム縮まった。この日敗れたため「20試合くらいで4ゲーム差」のラインには乗せられなかったが、首位を走っていたロッテがVの重圧なのか失速気味。今後も混戦模様でつぶし合いが必至の中で、大型連勝すれば下から追い上げられる可能性はある。

 直近ではオーダーの組み替えがハマるなどして打線が復調しているソフトバンク。1日からのオリックス3連戦(京セラ)の戦い次第では〝四つ巴〟に持ち込める。

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