巨人が拙攻相次ぎ5年ぶり中日戦負け越し決定 原監督「トンネルの中に入っている」と苦笑い

2021年09月30日 21時29分

渋い表情の原監督
渋い表情の原監督

 悪夢の9月となった。巨人が30日の中日戦(バンテリン)に0―1で敗れ、9月では2度目となる5連敗。今季の対中日戦を10勝12敗3引き分けで終え、2016年以来5年ぶりの負け越しが決まった。

 あまりの拙攻に、原辰徳監督(63)も遂にしびれを切らした。相手先発は竜のエース・大野雄。投手戦が予想される中で少ないチャンスをものにしたい打線だったが、意地を見せることはできなかった。

 まずは序盤、2回無死一塁の場面。中田翔内野手(32)が初球・133キロのツーシームを打つと、打球は遊撃・京田の正面に飛んでいき、あっさりと6―4―3の併殺打に…。なんとしても試合の流れをつかみたい場面だっただけに、痛恨の一打となってしまった。

 その後の5回にも先頭打者として打席が回ってきた中田だったが、ここも遊飛に終わり、いいところはなし。打率1割台ながらもここまでしぶとく起用を続けていた指揮官も我慢の限界を迎えると、5回の守備からは大城に代え、中田は無念の途中交代となった。

 結果的に打線は奮起できずに3安打完封負け。試合後に原監督も「やっぱり、今、トンネルの中に入っているからね。これを早く抜けられるように、みんなで(奮起)して。抜けた時が楽しみよ!」と苦笑いを浮かべた。

 9月は6勝14敗5引き分けと、優勝争いをしていた巨人にとってはまさに〝魔の1か月〟となった。指揮官からのゲキに応え、打線は10月から心機一転できるか。

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