ダルビッシュWBCで板挟み

2012年09月07日 11時00分

 3日(日本時間4日)のロイヤルズ戦で14勝目(9敗)をマークしたレンジャーズのダルビッシュ有投手(26)。復活した右腕にチーム内からプレーオフでの活躍に期待は高まるばかり。さらに日本のファンからは“WBCのエース”を望む声が高まるのは必至。しかし、簡単に出場とはならず苦悩することになりそうだ。

 この日は立ち上がりから完璧だった。7回を投げ、3安打3失点、6三振1四球。MAX155キロの速球を軸に、キレのあるスライダー、カーブ、カットボールで凡打の山を築く。課題の制球も良く、高めに抜けるボールや指にかかりすぎてワンバウンドするボールはほとんどなかった。日本ハム時代の絶対エースの投球だった。

 7月以降、調子を落としてワシントン監督も心配していたが、8月12日のタイガース戦からお尻を突き出し前かがみになるフォームに変えてから3勝1敗。チームが期待した通りの投球を見せている。ア・リーグ西地区首位を走るチームはプレーオフで悲願のワールドチャンピオンを目指す。地元メディアは投手の軸は最近の内容からダルビッシュになると見ている。