西武は29日のソフトバンク戦(ペイペイ)に0―9のワンサイドで完敗。4連敗となり借金は辻政権ワーストの13に膨らんだ。

 先発の浜屋が相手のムードメーカー・松田に通算300号となる2ランを浴びるなど6回6安打5四球8失点と試合を作れず5敗目(1勝)を喫した。

 打線も相手先発・マルティネスを打ちあぐね6回まで散発の4安打に抑え込まれた。

 浜屋は「(このような結果に終わり)いいところがありませんでした。自分自身を苦しめて、自滅をしてしまいました。四球で先頭打者を出してしまい、このような結果になってしまっているので、改善をしなくてはなりません。(ボールの質は)良くも悪くもなく、という感じでしたが(それ以前に)ボール球が先行してしまいました」と反省しきりだった。

 与えた5四球がことごとく失点につながった。これでチーム四球数は513。辻政権では2019年(509)以来、3度目の大台超えとなった。