中日・松葉貴大投手(31)にアクシデントが発生した。

 29日の巨人戦(バンテリン)に先発したが、いきなり初回一死から2番・丸の放った強烈な打球が左の顔面付近を直撃。マウンド付近に倒れ込むと、そのままうずくまってしまった。

 球場が騒然とする中、慌てて与田監督や阿波野投手コーチ、トレーナーがマウンドに駆けつけると、松葉は立ち上がってベンチへ下がった。

 治療を終えた数分後、何事もなかったかのようにマウンドに戻ると、投球練習を再開。そのまま一死一塁から坂本を中飛、岡本和を空振り三振に仕留め、初回を堂々の無失点で切り抜けた。