巨人・元木大介ヘッドコーチ(49)が26日、惜敗した阪神戦(東京ドーム)の2回の攻撃中に起きた丸佳浩外野手(32)の走塁死について言及した。

 両チーム無得点だった2回一死から丸は中越えへの二塁打で主導権を握るビッグチャンスをつくった。ただ、次打者の中島が放った遊撃へのゴロで、そのチャンスはあっさりとしぼんだ。丸は打球をまたいで三進を試みたものの、相手遊撃手の中野は難なく捕球して三塁に送球。丸は慌てて帰塁しようとしたが、あえなくタッチアウトとなった。二死一塁となり、大城は一ゴロに倒れ、無得点で攻撃を終えた。

 元木ヘッドは丸の打撃の状態については「とりあえずは上向きだね」と喜んだが、走塁については「ミス。あれはミス」とピシャリ。序盤に訪れた先制機だっただけに、悔やまれるプレーとなった。