巨人の中継ぎ陣が四球から手痛い失点を喫した。

　２６日の阪神戦（東京ドーム）で巨人は先発・山口を３回途中１失点で諦め、継投策に入った。１点ビハインドの５回、３イニング目に入った巨人２番手・戸根の制球が乱れた。

　一死から左腕は中野、マルテに連続四球を与えた。右の大山の打席で巨人ベンチは３番手右腕・鍵谷をマウンドに送った。

　鍵谷は大山を空振り三振に打ち取ったが、続く糸原にストレートの四球を与えた。二死満塁から糸井に初球１４７キロ直球を捉えられ、右翼線へ３点適時二塁打を浴びた。

　一方、巨人打線は虎先発・ガンケルの前に５回まで２安打無得点と抑え込まれた。負ければ自力優勝が消える一戦で、重すぎる４点差となった。