吉と出るか…首位ロッテ “正念場” で切り札・佐々木朗希を抹消したワケ

2021年09月25日 05時15分

23日のソフトバンク戦に登板予定だったロッテ・佐々木朗(東スポWeb)
23日のソフトバンク戦に登板予定だったロッテ・佐々木朗(東スポWeb)

 ロッテの佐々木朗希投手(19)が24日に登録を抹消された。

 登板予定だった前日23日のソフトバンク戦当日に腰の張りを訴え、先発を緊急回避。同日試合後、井口監督は「今日と明日の状態を確認して(抹消か否かを)判断します」と話していたものの、24日の西武戦前には佐々木朗の選手登録抹消を決断。「現状はそこまで(腰部の状態は)悪くないとは聞いている。それ(抹消期間)があけて、また行ける準備をさせたい。一軍帯同しながら調整? 今のところその予定にしています」とシーズン終盤での再復帰に期待を寄せた。

 とはいえ、選手登録の抹消となれば、今後10日間は試合に出場できない。ロッテの今季残り試合は26試合。指揮官が「投げられないとか、そういうのはまったくない」と言うのであれば、抹消せず腰の回復を待ちながら早期復帰の選択肢もあったはず。にもかかわらず、なぜロッテはあえて抹消を選んだのか。

 ある球団OBに聞くと「首脳陣と本人の思いをくんだ措置なのでは」とし、こう続ける。

「仮に佐々木朗を抹消しなければ、首脳陣は本人の腰の状態の回復とともに先発起用したくなる。今や佐々木朗はチームの戦力であり、切り札ですからね。本人もチームがし烈な優勝争いを続けているので、抹消しなければ自ら『投げます』と志願する可能性もある。そんな最中に投げさせて腰の状態が悪化したら、それこそ佐々木朗は今季を棒に振りかねない。そういったリスクを回避するための措置だったのでしょう。抹消であれば、少なくともその期間は本人が志願しても登板できませんし、首脳陣も起用できませんから」

 本人と首脳陣のはやる気持ちを抑える意味合いもあると言われる今回の抹消。リーグ優勝を狙うチームにプラスとなるか。

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