西武・松本航投手(24)が23日の楽天戦(メットライフ)で6回2/3を投げ6安打3失点の無四球投球も8勝目はならなかった。

 6回まで散発4安打、失点は岡島の犠飛による1点のみの好投を演じていた。

 しかし、松本は3―1と勝利が見えてきた7回岡島、茂木の連打で1点を失い山崎の送りバントで一死二塁とされたところでマウンドを2番手・公文に譲った。

 結果的にその公文が代打・カスティーヨに適時打を許し松本は3失点。つかみかけていた8勝目が滑り落ちていった。

 松本は「勝ちたい気持ちが強い中で粘ることができませんでした。悔しいです」と7回の投球を反省。

 この日の投球を振り返って「真っすぐをしっかり投げ込んでいこうという意識をもっていきました。今日はフォークも効果的にゾーンの中に投げることができたと思いますし、(変化球も)良かったと思います。良かったところは次回以降にも生かしていきたいと思います」とコメントした。