チームの上昇ムードに合わせるように、小久保節がサク裂した。

 ソフトバンク・小久保裕紀ヘッドコーチ(49)が23日のロッテ戦前に取材に応じ、直近5試合17打数10安打と打撃の状態が上向いているデスパイネについて言及。「お腹へっこんできたからじゃないですか」とニヤリと笑い「スイングスピードが速くなってますよ。夏に打つって言ってたけど秋になってるんですけどね。夏になったら打つと、みんな言ってたんですけど。今年は2か月くらい遅かったみたいです」と、ようやく本領を発揮し始めたキューバ砲のさらなる奮起に期待をかけた。

 打線は2試合連続の2ケタ安打とつながりも出てきた。前夜はエース・千賀が快投を見せ、守護神・森が2試合連続セーブで締める本来の野球を展開。潮目が変わり始めた中、チームのムードの良さを感じさせる小久保節だった。